Kenseth Thibideau / Repetition

わたくしが大変敬愛しております音楽家でベーシストのKenseth Thibideauのソロアルバムが出ました。
ちなみに、
この方の経歴としましては、
ポストロック界隈でも偉大なバンドでありますTarentelの元メンバーであったり、
マスロックなRumah Sakitのメンバーであったり、
これまた女子ギターがメインなマスロックなSleeping Peopleのベーシスト、
LazarusのMarty Andersonとのユニットで、
わたくしが大好きであるHoward Hello（後期はKenseth師匠のソロみたいになってたけれど。）、
これまた最高すぎるH E X L O V EのZac NelsonとのユニットPrints、
他のもPinbackのサポートメンバーをやっていたりと、
Temporary Residence Limitedというレーベル周辺でご活躍されております偉大なお方です。
２００５年２月にPinbackの最初の来日（結局、来日は中止になり、PinbackのメンバーのRob Crowがソロとして来日、ソロ、Heavy Vegitable、Thingy、Optignally Yoursの曲などたくさん演奏してくれた）の際にKenseth師匠もサポートメンバーとしてやってきてくれました。
２００７年１２月にはSleeping Peopleとしても来日してくれました。

そんなKenseth師匠のPrintsの"Just Thoughts"というEP以来２年ぶりの音源です。
彼のソロ、ユニットでも主体となっている反復、
その反復という意味の"Repetition"というタイトルのアルバム。

Repetition

アーティスト: Kenseth Thibideau
出版社/メーカー: Temporary Residence
発売日: 2010/07/20
メディア: CD
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このお方の音はもはや無条件で好きなのであります。
特に、Howard Helloのアコーステックでキラキラした音、浮遊感、そして反復する音、リズムには大変影響を受けました。
今回のアルバムはジャケット写真が宇宙みたいです。
音の方もそういうコンセプトなものだという印象を受けました。
緩やかに流れる音世界というか。
やっぱり浮遊感という言葉しか出てこないです。
でも、今回の曲はジャケ写のように暗いというイメージが強いかもしれないですが、
やっぱり師匠の音なんだよなあとすごく感じます。

音楽を聴いてて思うのが、
この曲はあの人が作った曲なんだろうなとか、
この曲はあの人が叩いたドラムなんだろうなとか、
感じる曲を作る方々がいる訳で、
そういう音を作る方々はオリジナリティーというか個性として確立してしまっているんでしょうね。
本当にすごいと思います。
そして、
このKenseth師匠もそういうお方です。

ちなみに、
動画を貼付けようと思ったけれど、
こういう動画しか出てこなかった（うそ）。
２００５年２月に来日し、
渋谷club Quattroで行われたRob Crowのライブ映像。

Optiganally Yours - Bionic Whale - Live in Tokyo