smilelove/Beachniksのスプリット7インチレコードが出ました!

とうとう出ました。
smileloveが2010年からライブ活動をしなくなってから2年経ちましたが、ちゃっかりまたレコードを出しました。同じくBleeding Goldから今度はSplit 7"です。わたくしが大好きなBeachniksと一緒にです。このブログの初期に彼らの1st EP 7"のこと紹介してますからね。それくらい好きです。そんな彼らとこのスプリットが実現出来てすごく嬉しいです。


この経緯として話を2年前に戻すと、マイスペきっかけで知り合って、初めてニューヨークに行って彼らに会った時になんとなく「スプリット出そうよ〜」と軽く言ってて「イイネ!」的な会話はしてて、去年5月にまたNYに行って会ったとき時もその話を軽くしてて、8月くらいに1st 7"のリリースがBleeding Goldからと決まってから、レーベルオーナーのRogerに「スプリットもリリースして欲しいのですけど...」というメールを2011年10月頃に自分が送ってたと。そのときもオーナーから「イイネ!」的なメールのやり取りはしていたけど、その後は特に行動を起こす訳でもなく、年が明けて1月頃に「そういえば、スプリットの曲どうしよ〜去年のNYC POPFESTのために作っててアコースティックバージョンで演奏した曲あったな。それとかどうだろ。」とか思って、メンバーと話してて、メンバーの子育て的な留学的なものもあり一悶着ありでしたが、とりあえずその曲をCAUCUSの柳川プロデューサーにお願いして川上とあべの2人で2月に録音してはみたものの、自分がドラム叩くときに予定していたBPM(160)で全く叩けず、グダグダで終わってしまったという今だから話せる話的な。そして、今年5月にBeachniksのメンバーのSergeが日本に遊びにきた時に自分の家に泊めたのだけど、Sergeとは毎年会ってるな〜とか思いつつ2人でレコード屋さんを漁りに行きつつ、自分の大好きなイモ欽トリオのレコードをSergeに買わせたり(彼は色々とレコード買い過ぎて段ボール1箱を船便で送ってた)して過ごしつつ、ちょっとそのスプリットの話もしつつなんとな〜く過ごしてSergeは去っていった訳(完全なる余談)で、そのまま7月くらいまでそのスプリットのこと忘れてたけれど、レーベルオーナーからBeachniksから「スプリットの曲の準備出来てるんだけども」ってメールキタとの連絡があり、「やべぇ、新曲録音出来てない(汗)」と思い、8月にレコーディングを2日連続で敢行。初日にスタジオでドラム録音。前回2月のレコーディングのことを踏まえて、BPM159(だったかな?)まで上げて録音、次の日に柳川プロデューサー宅スタジオにてギターとベースとギターを弾いてオケ完了。。9月中に川上ボーカル録音して、ずっと録音やってくれてた柳川プロデューサーのミックス、マスタリング後完成。アートワークは完全にBeachniks任せで話を進めてもらってて、自分がスプリットの発起人なのに色々ほぼ丸投げしてしまってたという。。しかし、ふたを開けてみれば、素晴らしいアートワークが出来てて、レコードもクリアブルーで素敵な出来で。
そして、2012年12月17日に無事にリリースされたと。

こんなですよ、もう、素敵でしょ!

裏ジャケは東京の吉祥寺とニューヨークのクイーンズの地図のコラージュみたい。スマラブの音源をレコーディングした場所とBeachniksが活動してる場所ってことなのかな、たぶん。

こんなに素敵なレコードが完成して、レーベルオーナーやBeachniksのみんなには本当に感謝の言葉しか無いです。
本当に本当に本当にありがとうございます。


さささ、スマラブの曲の話に戻ります。戻します。
Theme Songは最初のドラマーだった坂本さんが抜けて、自分がギターからドラム(それまで叩いたこと無かった)に転向後、練習も活動もグダグダしてたときに川上さんが「わ〜良い曲出来た〜」と言って持ってきた曲でした。といっても、同じ3コードをずっと弾きながら歌ってるだけのデモだったので、メンバーみんな(BabyBoom Records Japanのスタッフでサポートでベース弾いてくれてたちひろにも手伝ってもらって)でアレンジ考えつつ完成した曲(ちなみに、川上ギターは完成後も同じ3コードを弾いてますけども笑)で、この曲やNjajajaなどの曲が出来て2010年5月に1年ぶりにライブをしてそこから今に至るという感じです。この曲が再スタートのきっかけの曲だった訳です。それぞれの楽器のバラバラ感とか川上さんのボーカルやシホちゃんのギター、こだまのベースのそれぞれの独特さがすごく出ていて、スマラブだなーとすごく感じる曲です。これはNjajaja 7"と同じく2010年11月に吉祥寺のGOK SOUNDで4人でレコーディングしました。
それと、ビーチニクスとの出会いはマイスペと書きましたが、彼らにフレンドリクエスト送って、彼らがスマラブの曲を運良く聴いてメッセージくれたのが最初のコンタクトだったのですが、たぶん彼らが最初に聴いてくれたのがこの曲だったはず。そういう意味でも自分たちにとってはとても大切な曲だと思います。

Pop Song 2は上にも書きましたが、NYC POPFESTで川上さんとあべとCAUCUSの柳川くん、加藤くんにサポートしてもらってライブをしたのですが、如何せんスマラブの曲が全て短い(だいたい2分くらい。。)し曲数が少ないので「新曲、、新曲が欲しい、、」と思ってて、ニューヨークに行く前に新曲作ろうと思って2011年の4月くらいに自分が歌無しのデモで作ってた曲を完成させて、川上さんのボーカルをのせて完成した曲で、ライブでやるには練習不足ということで、ライブでは川上さんと自分の2人でアコースティックバージョンとして演奏してましたが、このスプリットを機会にバンドバージョンでレコーディングしてみることにしたと。レコーディングの話は上に書いた通りです。
自分の大好きなガレージポップ的なバンド(例えば、NobunnyだったりPeach Kelli Popだったり)の曲をオマージュしつつ、スマラブっぽさを出せたらと思いつつ、サーフポップとかそんなイメージで作ってましたね、たぶん。仮タイトルがInternet Pro Surferって付けてるくらいですからね。。ちなみに、ミスチルもTomorrw Never Knowsの仮タイトルがしゃちほこだったらしいですよ。
そんな話は置いといて、
スマラブとビーチニクスのスプリットを聴いてもらえると嬉しいです。
ビーチニクスはもうすぐアルバムのリリースも控えていて、そのアルバムからの先行シングル的な意味合いもある(と、自分は思ってます)スプリットなので、彼らのことを知らない方で気に入ってくれたらば、今後もビーチニクスのことをチェックしてもらえるとさらに嬉しいです。
ちなみに、これがBeachniksの最近撮ったアー写も素敵です。

Photo by Annie Powers

左の長髪でサングラスかけてるのがドラムのJB Townsendで、Crystal Stiltsのギターとしても有名な方で、真ん中の彼がもう解散してしまったのですが、German MeaslesのボーカルだったNick Curtin、手前中央の女子がCarmelle Safdle、その隣の女子がEmily Curtinで、メンバーのNickやCause Co-motion!やGerman MeaslesのギターAlexのお姉さん。HouseholdやWetdogのメンバーとやってるFRONTYARDSというバンドもやってるみたいです。 一番右の変な人がSerge。下履いてないというか、上は女性ものだし。謎。German Measlesや最近はCause Co-MotionのボーカルArnoやThe BeetsのドラマーChieさんとWhat Next?というバンドをやっています。そんなニューヨークの5人組がビーチニクスです。
2009年に1st EP 7"をCaptured Tracksからリリースしていてます。
ジャケがこんな感じです。

もしもレコード屋さんで見かけたらばこちらも買ってみてください!
ということで、
smilelove/Beachniks Splitをよろしくお願いします。



smilelove

http://smilelove.bandcamp.com
http://www.facebook.com/smilelovetherockband
http://www.myspace.com/smilelovetherockband


Beachniks

http://beachniks.bandcamp.com
http://www.myspace.com/beachnix


Bleeding Gold Records

http://bleedinggoldrecords.com/
http://bleedinggoldrecords.bandcamp.com/album/bg033-split-7




あべ