Tree Sounds / Naps


あれ、音程外れてますよ。

カリフォルニアのTree SoundsことNatalieさんのソロ(たぶん)。

ウクレレとチープなシンセ(たまにピアノ)、音がよく外れる歌声が奏でるユルユルな音楽。

親切なことにマイスペのところにリンクがあって、

フリーでアルバムをダウンロード出来るようにしてくれてます。

              ↓
http://www.mediafire.com/download.php?vummtzhnnm4

どんな感じかと言えば、

The Moldy PeachesやKimya Dawson、The Blow、Tender Foreverなど特にK Recordsもので例えてしまいそうになってしまいます。


とりあえず一度ダウンロードして聴いてみてください。


http://www.myspace.com/treesounds





話変わりますが、

最近、家に籠ってローファイの根源とか女子バンドについて調べてたらThe Shaggsに辿り着いてしまいました。

そのThe Shaggsを調べてたら、

音楽はやることにまず意味があって、

才能とか技術とか特に関係ないということをまた思わされました。

ちなみに、

goo音楽のThe Shaggsの説明文を貼付けてみる。



フランク・ザッパが絶賛したりとか、色々とフリーキーなアーティストや評論家の間で語りつがれ、いわゆるポップ・スターとは対極とはいえ伝説的な存在になっているシャッグス
ストレンジな点に話題が集中しがちだが、ガールズ・バンドの先駆けの一つとしても重要なのだ。
とにかく、天然すぎるから真似ようとしても無理なバンドなのである。
60年代の後半、ドロシー、ベッティ、ヘレンという、ウィッギン三姉妹により、アメリカのニュー・ハンプシャー州で結成。
といってもプロデューサーにもなっている父親が、多少なりとも鍵を握っていたようだ。
家でいつも音楽を流していた父親が、彼女たちにレッスンを受けさせ、バンドを組ませたようである。
そして69年にレコーディングを決行し、アルバム『Philosophy Of The World』としてリリースした。
上手い下手の問題ではなく、2本のギターとドラムスとヴォーカルの奇跡的なゆるさとズレの妙味は、天才的なセンスと言うべきだろう。
ピュアすぎて、聖なる響きにも聴こえる。
しかもすべてドロシーの作ったオリジナル曲なのだ。
ラヴ・ソング中心だが、実はアルバム・タイトルにふさわしい歌の内容であり、そこはかとなく諦念も漂う。
そして写真を見ると、おそろいの衣装とヘア・スタイルが微笑ましいが、どう見ても素朴なファミリー・バンドなのも凄い。
妹のレイチェルがベーシストとして加わり、75年には2ndの『Shagg's Own Thing』をレコーディング。
フォークやサーフの影響も感じさせ、ヴォーカルは旨みを増し、大人になった印象。でも原石の輝きはそのままなのだ。
カーペンターズの「Yesterday Once More」を、ここまで美しくカヴァーしたバンドはいないだろう。
その後シャッグスは、父親が亡くなるまで定期的にプレイしていた。
(行川和彦)



まあ素敵な話ですね。

wikiにはカートコバーンのお気に入りのアルバムがThe Shaggsのhilosophy Of The Worldってのも書いてありますね。

ちなみに、DeerhoofがMy Pal Foot Footという曲をカバーしてたりします。




最近のLuminous Orangeの竹内さんのtwitterを見ているとそのツイートはわたくしが考えているのともしかしたら違う意味のツイートなのかもしれないけれど、

上に書いた話がわたくしの頭の中でリンクした。





あべ